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失恋からの復活 ~暇と戦う趣味なしアラサー、そしてランニングへ・・・~

こんな人に向けて書いています。

  • アラサー!
  • 失恋から立ち直る方法を探している
  • 失恋して何をしていいか分からない!
  • 趣味を見つけたい!
  • 流される自分を変えたい!
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それまでのわたし

この記事を書いているわたしは、27歳での失恋をきっかけに走りめました。
それまでのわたしといえば趣味もなく家と職場を往復するアラサーだったのです。

目的もなくウィンドウショッピングをして時間を持て余していました。
「この本を読めばアナタも輝ける!」的な自己啓発本を買ってみても、何も行動していませんでした。
姉に趣味を聞かれ「う~んないかな。強いて言うなら立ち読みかな・・・」
と非常に恥ずかしい返答をしていました。

失恋から立ち直るために


結論から言うと「ひとり時間を模索すること」です。

恋人と別れても、自信をなくす必要はありません。
失恋したときにやるべきことは「自分の軸の再確認」
です。

再出発するために孤独に向き合い自分の声に耳を傾ける

わたしは敢えてひとりで過ごすことを心がけました。
理由はかつてのわたしが、失恋したとき友人や周りの人に甘えていたからです。

仕事は楽しくてやりがいはありましたが、自覚なくメリハリのない日々を送っていました。

悲しいことですが、立ち止まっていても平等に時間は過ぎます。

誰かと過ごしたり、なんとなくスマホを見たり、立ち読みやウィンドウショッピングで時間を持て余しても、現状はあまり変わりません。

【失恋 立ち直る方法】でググる日々。
そんな日々の中でいよいよ気付きます。

失恋の辛さはひとりの時間にやってくる

ひとり時間の趣味も、目標もなし。

それまでは生き方自体、気づけば「自分はどうしたいか」より「人から見てどう思われるか」を重視していました。

「量産型モテ」を推す雑誌に影響され、
「愛され女子を意識しなければ!」とファッションは迷走。
好きで選んだ訳じゃない服を着て飲み会に行き、人に合わせて消耗する日もありました。

問題は憧れるだなんとなく彷徨っているだけだったこと。
そしてわたしが立ち読み好きだった理由は、色々な世界をのぞけたからだったのです。

雑誌を開くとモデルさんが素敵なファッションに身を包み、旅の景色も、メイクも、フィットネスも、映画についても教えてくれました。 それを流し見しつつ、その延長で目的なくウィンドウショッピングに出かけ、ウロウロしてなんとな~く服を買っていました。

本を読む醍醐味でもありますが、
なんとなく楽しいことに流され、周りの評価や意見を重要視して生きていました。

「1人になって自分の人生について考える時間」をとっていなかったことに気が付きました。

でも、再出発のためにコツコツ行動すれば、心身ともに確実に変わります。

行動を積み重ねて地道に継続するのが大切かもしれないです。

自分で考え行動する。

結局、ここが重要だと気付きました。

自分軸で生きていい

自分の好きなことが分かると、どんな人とどんな人生を送りたいのか、時間をどう使いたいのかも分かっていきました。

立ち直る決意をする

「なるべく、恋愛に左右されないで自分の時間を楽しめる人になりたい」と決めました。

そのために心がけていたことは、

  • 夜に考え事をしない
  • 自分磨きをする
  • 時間が解決すると信じる
  • 運命だったら別れてない=ゆえにこの恋愛は運命ではない と、思うことにする
  • 納得のいく別れの理由を探さない
  • 自律神経を整える

特に「夜に考え事をしない」は重要です。
今でも夫婦の話し合いは日中にした方が良いと思っている派です。
睡眠時間が短いと、心身ともに疲れるので、悩みそうなら寝てしまうのが良いです。

小さな成功体験を積み重ねる

すぐに劇的に変わる方法はない

言い切りましたが、日々の積み重ねだと思います。
心が動いたのはランニングでした。きっかけはなんとなく見た映画『フォレストガンプ』。

わたしもまっすぐ走りたい!面白そう!
イノシシなのかな?と言いたくなるオカシナひらめきのもと、ウェアとシューズを購入。

朝も晩も、雨の日も、(走りたい時は)走りました。

気分はまさにフォレストガンプ。
気づけば1人で月250km以上走れるまでになりました。

250kmって分かりにくいですが、GoogleMapだと東京駅から静岡の浜松くらいの距離です。

このランニングにおける成長が、
「自分だけの成功体験の積み重ね」になり、自信になっていきました。

まさにやりがいの大爆発。
時間を持て余し彷徨う立ち読み女から、大変貌です。

目標に向けて集中する

新しいことを始めると、自分の周囲に変化が起き始めました。
周りからの見られ方も「突然どうした」「仕事の後に走るなんて信じられない!」という具合に変わっていきました。

ですが、特別なことも継続すれば自分の一部になり、周囲の反応も気にならなくなっていきました。

「良く走れるよね。苦しくないの?」

当時良く聞かれましたが、練習に夢中になっていたら本当に忘れていました。
ひとりで黙々と走る時間が自分に自信をつけてくれました。

「どこ目指してるの?ストイックだね」

よく聞かれます。走らない人には「お金をもらってもランニングはやりたくない。」と言われます。

続けられた理由は楽しさが一番です。自然と目標ができました。「ランニングウェアの似合う、健康的な女子になる!」と決め、走りました。
着たいウェアを着て、外に出て朝晩問わず走ることが理想に繋がってる気がしたからです。

ランニングを始めたばかりの頃、「気持ちよく走る自分」をイメージしていました。体型は筋肉量もなく、今よりもっと丸かったし、ランニングのフォームはへんてこでした。でも目標に向かう熱意があったので、ストイックだとも思わずに練習ができました。熱意ってすごいです。

挑戦して、失敗したらどうするか

失敗も人生のネタにすればいい

行動するって失敗を恐れますよね。傷つきたくないし、周りの目も気になると思います。
迷ってもしょうがないことは、自分で決めるだけです。

立ち直る過程で疲れたら

「ランニングのモチベーションはどう保っていますか?頑張っていると疲れます。」

これも結構聞かれます。失恋から立ち直る過程でも当てはまるので触れておきます。

気持ちに余裕がないときは、決まった時間に寝起きして、食事をしっかり摂ること。
当たり前だけど、健康な心は身体が健康でないと保てません。まずは寝て食べる!それから行動すればいいと思います。

健康第一で自分を大切に

これにつきます。練習も仕事も遊びも全力で!と思って3時間睡眠の時がありましたが、慢性的に眠気があったのでやめました。

もうひとつ。「心と体が整っていないといい恋愛はできない」というのが持論 です。
夜寝てないと精神的に不安定になって、無駄に悩んだり弱気になったりするので。

あとランニングのようなアクティビティは一見健康なことですが、100kmウルトラマラソンなどの何十時間ものレースだと身体に大きな負担があります。
個人差なので、体調と相談しながらが大切です。

まとめ

行動して小さな成功体験を積み重ねる

今は自分がしたいことが増えたので、実現させるための計画を立てます。

せっかくならやりたいことをやりたいし、好きなことをして過ごしたいし、好きな環境に身を置きたい。

そんな感じ自分のやりたいことが定まり、怖がってやらないことが減りました。

好きなことが分かったら、人の目を気にして色々悩むことが無くなり、ストレスがかなり減りました。

のびのび振舞っていたら、自然と気の合う友達、今の主人に出会えました。

失恋から立ち直る方法も、自分を変える方法も「これをしたら劇的に変わる!」という万能な方法はないけれど、ランニングは1週間、1か月と継続していくうちに、確実に体も心も変化します。自分で切り開いて攻略していく感じが楽しいです。

「今の自分が人生の中で一番若い」
今の自分は二度と来ません。わたしはこの言葉で喝が入り、当時20代の時間を無駄にしたくないと思えました。わたしがたまたま行き着き出会ったのがランニングだったのです。

誰と過ごすにせよ、「寂しいからという理由で人の時間を奪うのは良くない」というのが今の持論です。どんな人とどんな人生を送りたいのか、自分で選べるから自分で行動あるのみです。

わたしのランニングは何もないところからスタートしました。自分を肯定して、「わたしはわたし!」と言えることを選んで、「自分で選んで、自分の人生を生きる」。その一歩を踏み出そうとしているあなたを応援しています。

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